2017年3月3日。今年もこの日がやってきた。世間では3月3日はひな祭りだが、AVファンにとっては違う。そう、3月3日はファン投票によってAV界最強の女優が決定する『スカパー!アダルト放送大賞2017』授賞式の日なのである。

 2005年の初開催から13回目となる今年は、女優賞、熟女女優賞、新人女優賞の各賞に総勢16名がノミネート。ギャル系から、正統派美少女、ロ●ータ系までバラエティに富んだラインナップで本命予想が難しく、例年にも増して混戦が予想される回となった。

 ステージ上には昨年に続いて2年連続でアシスタントを務める小林恵美と、すっかり同賞の顔となった司会の中尾彬が登壇。会場から「アキラ〜!」と野太い声が飛ぶと、「それを待ってたんだよ」と中尾。会場がどっと沸く。たった一言で、緊張感に包まれた空気を一気に和ませる独特の話芸は今年も健在だ。

 小林と中尾の掛け合いがひと通り終わると、ステージ上に全ノミネート女優が入場。新人女優賞、熟女女優賞、女優賞の順番に女優が登壇すると、会場のファンから推しの女優にかけ声が飛ぶ。各女優を見渡すと、熟女女優賞ノミネートの4人は全体的にボディラインがわかるシックなドレス、女優賞のノミネート女優はラメ入りのキラキラドレスが多かったのだが、スカート部分の裾が床いっぱいに広がるお姫様のようなドレスでひと際目立っていたのがAIKA。この大会に賭ける意気込みがひしひしと伝わってきた。

 そして、いよいよ各賞の発表へ。まずは「作品賞」。各チャンネルから厳選された11作品の中から選ばれたのは、「【MUTEKI】国民的アイドルグループからまさかのMUTEKI降臨! 三上悠亜」。同作品でデビューした際に三上は業界の話題を独り占めしており、彼女の受賞はAVファンにとっても異論のないところだろう。涙を浮かべて感謝を述べるなかで、「この作品は、私にとってすごく大事な決意の1本目です」と本音を感じさせる三上の言葉が印象的だった。

 続いて、各メディア賞の発表。「東京スポーツ賞」は、桃乃木かな。驚きの表情を浮かべる桃乃木だったが、トロフィーを渡されると、思わず頬がほころぶ。「おめでとう。まあ、東京スポーツがバックについてたら絶対大丈夫だよ。10年は持つだろう」と、力強い激励コメントを飛ばす中尾。この言葉が現実になる可能性も高そうだ。

 お次は「週刊大衆賞」の発表。昨年の同賞発表の際、「週刊大衆はこれからも熟女推し!」と高らかに宣言していたが、その路線に1ミリのブレもなく、今年の週刊大衆賞もやはり熟女女優の横山みれい。キャリア7年目にして、初ノミネートとなった賞レースでの受賞に横山は、「賞をいただけるとは思ってなかったので、何を話すか決めてなかった」と正直な気持ちを吐露。ノミネートされた16名中唯一、黒のドレスだった横山に「あなただけだね、黒いの(ドレス)着てるの。狙ってきたな?」と中尾がツッコむと、「(黒は)絶対にいないと思ったので」と逆張り狙いを告白。しっかり目立ちつつ重たい賞をゲットし、ホクホク顔だった。

 「サイゾー賞」は古川いおりが獲得。2012年のデビュー以来、SOD専属ひとすじでキャリアを積んできた彼女は、「一本一本を命がけで撮ってきた。今後も私の命をいっぱい注ぎ込んで作品を作りたい」と凄まじい覚悟を語ったが、中尾は「髪の毛が長いんだね? 自毛?」とあくまでもカジュアル。

 「FLASH賞」を獲得したのは、本日2度目の受賞となる三上悠亜。スキャンダルを追う写真週刊誌は業界人にとって怖い存在だが、「デビュー間もないけれど、いろんな雑誌で取り上げられて感謝の気持ちでいっぱい」と余裕を見せた。

 また、スマホやタブレット、PC向けの番組配信サービスである「スカパー!オンデマンド」において、2016年に最も多く配信されたアダルト作品に贈られる「スカパー!オンデマンド アダルト」賞には、湊莉久の名前が。オープニングの全員登壇時には姿のなかった湊だが、ここで初めて登場。会場のファンから「ミナト〜!」「ミナト〜!」と独特のイントネーションでかけ声がかかる。それに対し、口に人差し指を当てながら「シーー」と返す湊というコミカルな光景が何度か繰り返され、会場の笑いを誘っていた。

 残すは、主要三賞を残すのみ……と思いきや、次は、今年から新設された「功労賞」の発表だ。アシスタント小林恵美が呼んだ受賞者の名は……なんと中尾彬! 「変な予感がしたんだよ(苦笑)」「別に今、生活に困ってないんだけど。何かくれるの?」と照れまくる中尾だが、それでも最後は、「この世界に入って55年、あんまり賞には縁がないんだけど、これはこれで嬉しいもんですね」と素直なコメント。ここ数年、この舞台を盛り上げるうえで中尾が不可欠の存在だったことは誰もが認めるところ。納得の功労賞だった。

 ここからは、いよいよ三賞の発表。まずは新人女優賞のノミネート女優5人がステージ上に勢揃い。ひと際、異彩を放っていたのは身長143cmのロ●っ娘にして「自分で飾り付けをした」というメルヘンなドレスで登場した、あず希。賞が発表される前に各女優と中尾彬が掛け合いを見せる場面でも、話をサクサクとまとめて進行しようとする中尾に対して一歩も譲らず、最後まで食い下がるハートの強さで会場を沸かせてくれた。また、桃乃木かなは「ラーメン二郎と、かき氷が好き」という意外な一面を披露。かわいい顔とのギャップに親近感を覚えた観覧客は多かったはずだ。

 そうこうするうち全員のコメントが終了。三上の三冠達成はあるのかと会場中が固唾を飲むなか、新人女優賞に輝いたのは……桃乃木かな! ここで感極まった桃乃木の涙腺が崩壊。この日のために持参した特製のお守りを「これもうすぐ発売になるので」とアピールしながら、喜びのコメントを述べていた。

 続く熟女女優賞の発表前には、プレゼンターとして昨年の同賞受賞者、成宮いろはが登場。1年ぶりの再会となる成宮に「何か若返ったんじゃない?」と中尾が声をかける。そして、同賞にノミネートされた井上綾子羽月希横山みれい、葵紫穂の中から熟女女優賞に輝いたのは、キャリア8年の羽月希! 2011年に女優賞にノミネートされた過去のある羽月は、「次は熟女女優賞に出たい」という思いをずっと持っていたことを告白。ファンの支えに対して「あれから6年、飽きもせずに……」といいかけたところで、「あと10年、頼むよ〜!」と客席から粋な声援が飛んだ。

 さあ、いよいよ大トリの女優賞の発表だ。今年は7人のノミネート女優による激戦だが、2015年の新人女優賞にノミネートしていた長瀬麻美佐倉絆阿部乃みく(ユニットとしてノミネート)らが、今年は女優賞にノミネートされているのも実に感慨深いものがある。ファンからすれば、一人前になってこの舞台に帰ってきた彼女たちに、おかえりなさいとねぎらいたい心境ではないだろうか。

 7人がステージ上に並び、ぴんと張りつめた空気が会場を支配する。そして、中尾彬によって読み上げられた名前は、AIKA! 誰よりも目立つドレスとは裏腹に、ステージ上の一点を見つめ、強ばった表情を崩さなかった彼女が、心の底から安堵したかのような表情で白い歯を見せて両腕を突き上げる。マイクを向けられると開口一番、「イエイ! やっとの思いで女優賞をいただきました、AIKAです!」と、いかにも彼女らくアピール。昨年、某アダルトアワードで惜しくも2位に終わった彼女は、今回の『スカパー!アダルト放送大賞2017』での女優賞受賞に期するものがあったようで、涙をこらえながら、ひとつひとつ自分の言葉で、感情たっぷりにロングスピーチ。最後に「泣けずにいえた、ありがとうございました!」と締めると、会場中から拍手が。歴代受賞者の中でもひと際素晴らしい、記憶に残る受賞コメントだった。

 グランドフィナーレは、全女優によるパンティー投げ。会場にドラマティックな余韻が残るなか、色とりどりのパンティーの入ったカプセルが、縦横無尽に舞うのであった。

■スカパー!アダルト放送大賞2017公式サイト
http://adult-awards.com/

■授賞式の模様はスカパー!オンデマンド アダルトで3/31(金)まで無料配信中!
https://r20.skyperfectv.co.jp/feature/awards_live

■受賞者の作品の有料配信もお楽しみください
https://r20.skyperfectv.co.jp/feature/vod-awards

■BSスカパー!では授賞式の模様をでオンエア!
3月30日(木)深0:00~
https://www.bs-sptv.com/program/2901/

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