熟女AV女優のSEX履歴書

第12回 一条綺美香(後編)
「3年ぶりのSEXで、マ●コがメリメリっと割れそうに」

前編はこちら→「バブル真っ盛りの熱気をあじわい尽くしたデパガ時代」

――綺美香さんはずっと結婚願望があるのに、時代に翻弄されてなかなかうまくいかないっていう流れですね。

「仕事もずっと続けてましたし、親が病気になってしまったこともあったりして、なかなか恋愛に夢中になれる環境じゃなかったんですよ。それで年齢だけ重ねてしまって……」

――まさに「結婚はタイミング」ってヤツですね。

「女友達と話していると、みんな結婚して子供もいるので、自然と家庭の話ばかりになるじゃないですか。仕事を頑張ってる友達もいるんですけど、会社を経営したり、お店を開いたりとか、すごく頑張っていて。それに比べて、私は何も残してないんだなって思うようになって」

――人生に迷いが生じるようになったんですね。

「しばらくカレもいなかったし、SEXもしてないし、このままどんどん年を取っていくだけかと考えると、すごく寂しくなってしまって。女性として、何か残せることはないかなと思って、AVに辿りついたんですよ」

――それ以前からAV業界に興味はあったんですか?

「あまり観たことがなかったし、知識もほとんどなかったですね。でも、ネットで調べて、こんな自分でも受け入れてくれそうな事務所さんを探して、面接を受けたんです」



――そこからデビューまでトントン拍子ですか?

「よくわからないままデビューが決まって、じゃあまずは写真を撮りましょうっていう流れになって。AVって、ただSEXをするだけだと思ってたんですけど、こういうインタビューがあったり、写真を撮ったりとか、考えてもなかったお仕事がたくさんあって。もう戸惑うヒマもない感覚でしたね」

――デビュー作の撮影はどうでしたか?

「ホントに緊張しましたね。意識してなかったんですけど、撮影前からナーバスになっていたみたいで、あとから事務所のマネージャーに『現場で泣きだすんじゃないかと思ってた』っていわれましたね。確かに、あとちょっとで泣きそうだったんですけど(笑)、ここで頑張らないと、っていう使命感も湧いてきて……私の気持ちよりも、私がちゃんとやりきらないと、ここにいるスタッフさんたちに迷惑がかかっちゃうって思ったんです」

――さすが、社会人経験者は違いますね!

「最初のカラミが私にとっては3年半ぶりのSEXだったので、実はかなり痛かったんですよ。ちょっと閉じちゃってたのか、もうメリメリって音がするぐらいの感覚で、血が出るんじゃないかって心配しました(笑)。カメラも全然意識できなくて。なんでこの男優さん、頭を抑えるんだろうって思ってたら、私の顔がちゃんと映るようにしてくれてたんだなって」

――デビュー作は衝撃的でしたね。「奇跡の48歳」と題されて、一般誌にも大きく取り上げられたりして。

「でも、最初はホントに年齢のことをいわれてもピンと来なかったんですよ。明らかに30オーバーしている女性が、男性から歳を聞かれることってほとんどないんです(笑)。なので、普段の生活で年齢を意識することがないんですよ。自分がいま何歳なのかもわからないぐらいで。それなのにやたらと『歳』のことばかり取り上げられたので、戸惑いましたね」

――それでも出演作を重ねていくうちに、少しずつ女優として成長していったわけですね。

「いや、ぜんぜん成長なんてしてないです(笑)。私、AVをやりたいとは思ってたんですけど、まさか『女優』をやるとは思ってたなかったんです。どちらかといえば、AVモデルっていう程度でいいかなって」

――確かに、求人には「AVモデル」って書いてあったりしますね(笑)。

「ですけど、やってみて初めてわかったんですけど、熟女モノって、基本的にはドラマ部分が大事なんですよね。私はAVって、最初にインタビューがあって、いつまにか男優さんが隣に座っててカラミがスタート、みたいな感じだと思ってて」

――デビュー作品にありがちな感じですね(笑)

「なのに、台本があって、セリフがあって、演技しなくちゃいけないっていうのは、ホントに『聞いてないです』って感じですよ(笑)。ある監督サンに『10本も撮れば慣れるよ』っていわれたんですけど、ワタシ、そろそろ20本ぐらいになるんですけど、ぜんぜん慣れないです」

――綺美香さんの作品はドラマ部分も凝ってますよね。「緊縛美淑女」という作品では、因習のある村で綺美香さんが天狗の仮面の男たちに囲まれたりとか。


「あの作品は大変でしたね。天狗さんのお鼻を挿れられたりしました……」

――さらに縛られて、吊るされたりしてましたね。

「あれは……イヤじゃないんです(笑)。あの作品で、私ってやっぱりMが強いんだなって意識しましたね」

――演技については、一条さんが熟女女優賞に輝いた、「スカパー!アダルト放送大賞2014」の授賞式イベントで、司会の中尾彬さんから『俺が芝居を教えてあげるよ』っていわれてましたよね。

「あれはありがたかったですね。失礼かどうかも考えずにその場で『お願いします』っていっちゃいましたから(笑)」

――熟女女優賞を受賞したことについてはどんなお気持ちでした?

「もうホントに賞なんていただけるとは思ってなくて。授賞式当日はずっとフワフワしてたんですけど、次の日になって部屋で1人で……泣きましたね」

――どういう涙ですか?

「凄く嬉しい気持ちとか、信じられなさとか、色々な思いがこみ上げてきて。最初は上手くできなくて、正直もうAVを辞めようと思った時期もあったんですけど、そういうことをたくさん思い出しましたね」

――AVをやろうと思ったキッカケから考えると、見事にカタチを残しましたよね。

「本当に感無量です。それと同時にプレッシャーもありますけど」

――こうなったらまだまだ続けていってほしいですね。あと10年、還暦まで頑張っていただいて。赤いランジェリー姿で出演するとか(笑)

「そこまで元気でいられればいいんですが(苦笑)。いまはこのお仕事をやれる所までやってみたいと思ってますけど、一方で結婚引退もしたいって思ってるんです。メーカーさんにも、私のお見合いを兼ねたAV作品なんてどうですかって、提案をし続けてるんですよ(笑)」

――結婚は小さい頃からの夢ですからね。

「結婚もしたいし、まだ子供もギリギリ産めるかもしれない。私、AVを始めてから、雰囲気が変わったみたいなんですよ。久しぶりに会った友達に『なんかフェロモンが出てるけど最近エッチした?』っていわれたり、街を歩いていてナンパされることも増えたし」

――AVのお仕事をすればするほど、どんどん若返っていくんですね。

「毎月必ず充実したエッチをさせていただいてるんで、いろんな部分が活性化されてるんだと思います(笑)」

――では引退作は、還暦記念で赤いランジェリーか、結婚式で白いウェデイングドレスかの2択になりますね。

「そのどちらかだとしたら……やっぱり白がいいですよね(笑)」

Profile

一条綺美香(いちじょう きみか)
1964年4月11日生まれ。身長160cm、B90W60H82。
2012年、「一条綺美香 48歳 AV DEBUT」でデビュー。2014年3月、「スカパー!アダルト放送大賞」にて、熟女女優賞を受賞。
公式ブログ:一条綺美香の部屋
twitter:@kimika_ichijo

Profile

文・曽真利清白郎
そまり・きよしろう。1974年生まれ。雑誌の編集者を経てライターに。AV女優のインタビューをライフワークと捉え、精力的に取材をこなし続けている。現在、90年代のアダルト業界を総括するムック本を企画中。

放送情報

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