熟女AV女優のSEX履歴書

第16回 小森愛(後編)
「そうだ、私、『小森愛』だったんだ」

前編はこちら→「ヌードグラビア!? 聞いてないです!」

――そんな仕事漬けのストレスがAV復帰を決意させたわけですか。

「なんか現実逃避じゃないですけど、仕事を辞めて違うことをやってみたいなあって、しばらく悩んでいたんです。そんなときにフッと『小森愛』っていうワードが頭によぎったんですよ(笑)」

――「そういえば私、このスペシャルカード持ってた!」みたいな(笑)。

「急に頭の中で『小森愛』って文字がよぎったんですよね。そのときに、たまたま見てたテレビの特集が熟女ネタで、美魔女が流行っているらしいと聞いて。『美魔女かぁ。小森愛、熟女でイケんのかな~?』みたいな。そこで『現実逃避してみようかなぁ、もういいやどうでも』みたいな気持ちに傾いていったんです」

――結構追い込まれてたんですね~。

「そうなんですよね。私のなかには、3年しかやらなかった『小森愛』としての活動は、中途半端で終わったなぁ……っていう思いもあったので、過去にケジメをつける意味もあったし。だからブランクを打破して、心機一転、世間を『ギャフン!』といわせるぐらいのインパクトを考えて、『じゃあ、AV復帰しかない!』みたいな。ファンも驚くだろうし、自分自身もいじめてしまいたい、ぐらいの感じだったんで」

――復帰に際しては愛さん自身が売り込んだんですか? 「またやりたいんですけど」って。

「親しいプロデューサーさんを介して、私に復帰の意思があることを伝えてもらって。ただ、私の過去の作品のイメージがあるからか、メーカーの関係者さんから『復帰するのはいいけど、小森愛だからって特別に前バリとか疑似なんていうのは、いまの時代は通用しない。だから、本●やってくれないと無理だよ』って話をされたんですよ。実際に作品を渡されて、『それを観て判断してほしい』っていわれて。釘を刺されるまでもなく、私も復帰を決めた時点で本●ありきとは思ってましたけど、実際に作品を観て何が驚いたって、モザイクの小ささですよね(笑)」

――え、こんなに小さくなっちゃったの!? みたいな(笑)。

「そうそう。復帰するまでAVも全然観てなかったですから、どうせモザイクはあるし、本●だろうが何だろうがいいだろうとは思ってたんですけど、まさかお尻丸見えとは……みたいな。『アナルはいいんだ?』って、それがちょっとカルチャーショックでしたね。ましてや、私の昔の作品は腰で映像が切られてたりして、下は、ほぼほぼ写ってないぐらいの感じだったし、私はその時代しか知らないから、余計に『ええー!!』って。一体、この20年で何が起きたんだと(笑)。完全に浦島太郎状態ですよね」

――その辺は若干の葛藤もあったんですか? 小さいモザイクとか見て、ここまでやんなきゃいけないのか、みたいな。

「『丸見えじゃん! こんなに見せちゃっていいの!?』みたいな葛藤はありましたね。本●するのはいいけど、こんなに見せるのはどうなの? みたいな思いはありましたけど、そこはもう腹をくくって」

――そこまでしてでも現実逃避したかったというか、環境を一転させたかったんですね。

「自分自身を壊してしまいたかったんですよね、なんかこう、別人になりたかったというか。で、復帰のプロモーションも兼ねて、原宿のギャラリーで3日間、無料のファンイベントをやったんですよ。始まるまでは正直、『私のことなんか、みんなもう忘れ去ってるんだろうな』ぐらいに思ってたんですけど、蓋を開けてみたら、すごいたくさんのファンの方が集まってくださって。で、20年前の小森愛のファンですから、年代的にご結婚されてる方とかもいるじゃないですか」

――まあ、そうでしょうね。世代的に。

「だから、奥さんには『ちょっと散歩にいってくるよ』なんて伝えて出てきたりするらしいんですけど、そういって来てくれた人のなかには北海道の人がいたりして。その人、『ひと目会って、花束だけ渡したい』ってことでわざわざ来てくれて、『すぐ帰らなきゃいけないから、もう帰ります』ってトンボ返りしたんですよ。カッコイイですよね~、ひと目会うために飛行機で来てくれるなんて」

――カッコよすぎます、それは(笑)。そうした経緯を経て2011年12月にアリスJAPANの専属として復帰されるわけですけど、まず「本●解禁」っていう部分が1番変わった点ですよね? 

「そうですね。復帰1発目はもうド緊張で、なんかまったく覚えてないぐらいの感じですね。もちろんフェラも本●も何もかも初めて尽くしだったんですけど、それ以前に、昔の私の作品って、ひとつの作品を撮るのに1カ月以上かけたりしてたんですよ。それこそ映画みたいに『雲待ち』『晴れ待ち』とか普通にあって」

――まるで黒澤明の世界じゃないですか!(笑)。

「それがかなり異例の待遇だったということも後で知るんですけど(苦笑)、当時の私は『撮影って、こんなもんなんだろうなぁ』って思ってて。で、いざ現場に復帰したら1日で全部撮るって知って、もう驚いたのなんの。しかも『1日で3人と絡め』ってどういうことですか? みたいな(笑)」


――時代が変わりすぎですよね。

「ほんとにねえ。ていうか『1作品がたったの1日でできちゃうの!?』っていう、それがカルチャーショックでした。でも、アリスJAPANさんの作品では、普通は1日撮りのところを、3、4日あけての2日撮りにしていただいたんですよね。たぶんそのこと自体も異例なんですけど、それがあったから、乗り切れたのかもしれないですね」

――1日目の撮影を終えたあとの疲労感とか、すごかったんじゃないですか?

「すごかったですね~……。1カラミやったあとで、『もう帰っていい?』ってぐらい疲労感が。体がダメなんですよ、私。ちょっと、もたないというか、アソコが弱いんですよね」

――愛さん、細いですもんねー。エッチはどうなんですか? あんまり好きじゃないんですか?

「基本、得意分野ではないです(笑)」

――まさかの衝撃発言ですね~。

「あ、でも復帰してからは、逆にSEXに対する捉え方も少し変わりましたね。『男の人は、いろいろしてあげないといけないのね』っていう知識がついたぶん、ちょっとやりがいが出てきたというか。前は『気持ちよくないから早く終わって』みたいな感じだったんですけど、いまはわりと『気持ちいい』ってのはわかる。遅咲き?」

――だいぶ遅咲きましたね(笑)。でも、人生的にはよかったんじゃないですか?

「そうですね(笑)。あ、でもその反面、私、復帰のときに細すぎて太らされたんですよ。ちょっと痩せすぎてたっていうのもあったんで、『もっとお腹周りとか熟女体型になりなさい』『ユーザーはそこを支持するんだから』とかいわれて。それで頑張って食べて10キロぐらい増やしたんですけど、1回太ったら体が慣れたらしく、痩せられなくなりました(笑)。そこはよくなかったかも」


――何かを得たぶん、何かを失ったわけですね(笑)。ちなみに、『スカパー!アダルト』ではこの6月にピンクチェリーで小森愛特集があるんですよ。アイドル時代のデビュー作「愛が降ってきたよ」から、復帰以降の「節電妻の汗かきセックス」まで6本の作品が放送されるんですけど、ご自身的にはアイドル時代と復帰後、どちらの作品を観てほしいとかあります?

「いや、もうどちらでもお好きなほうを見ていただければ。どちらも小森愛なので。でも、『節電妻の汗かきセックス』はキツい現場だったなー。汗が求められるので、真夏でもストーブ焚くんですよ! 減量中のボクサーの気持ちが少しだけわかった気がしました」

――アハハ。では最後に、今後の抱負などをお聞かせください。

「実は、今後は『AV卒業』みたいな感じでブログで公表しちゃったんですよね。一般作でカラミのオファーがあればやりますけど、AVとして『本●やります』みたいのはもうなくなる。だからいま撮り終えた作品で、全部終わりです。復帰して3年くらいになりますけど、やっぱりどんどんハードさを求められるし、私のファンの方と接していても皆、ハードになっていく小森愛を求めていないんですよね。というのも、『辞めました』って公表したとたんに『やったー!』っていう声のほうが多かったんですよ」

――辞めるのに「やったー!」って……。小森愛ファンはみなさん、やっぱり愛さんをアイドル視してるんですねー。

「そのとき、ホントに『みんな、そういう感覚でいてくれたんだな』って実感しましたね。ですので、今後はファンの方々との触れ合いをより多くできるようなイベント活動を目指していきますので、イベント情報を耳にした際は、ぜひぜひ遊びに来ていただければいいなって思います!」

Profile

小森愛(こもり あい)
1969年7月22日生まれ。身長158cm、B82・W58・H82。
1989年1月に宇宙企画からAVデビュー。

Profile

文・苗田シュン
なえた・しゅん。1973年生まれ。アイドルよりもAV女優のほうに女としての魅力を感じてしまう、根っからのAV好きライター。いつか痴女に出会うことが、ひそかな夢。

放送情報

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