熟女AV女優のSEX履歴書

第24回 加山なつこ(後編)
「巨乳はBクラス扱いでした」

前編はこちら→「ナツコ・デラックスと呼ばないで!」

――高校を卒業した年の春にスカウトされたそうですけど、当時の加山さんは、どんな状況だったんですか?

「高校のときに花屋さんでバイトしてたので、卒業後は、海外にフラワー留学するつもりで英会話学校に通ってたんです。当時は、夜は歌舞伎町のキャバクラで働いていて、英会話学校が終わってからキャバに出勤するまでの空いた時間に、街をフラフラしてたらスカウトされたんです。それがまさかのAVで」

――とはいえ、もともとはアイドル志望だったわけじゃないですか。芸能事務所に入るとかは考えなかったんですか?

「中学生の頃はタレント養成所に通っていて、ちょっとしたドラマに出たりもしてたんですよ。うちの親は私の芸能界入りに積極的じゃなかったから、なんとかツテを見つけようと、私ひとりでいろいろ話を聞きにいったりしてたんです。14、15歳くらいの頃ですね。そうこうしているうちに高校進学があって、気持ちを切り替えて前向きに学校生活を送って、そして無事に卒業したところに……」

――そういう流れのうえで、スカウトされるわけですね。

「はい。で、スカウトされたときに『あっ、私がやりたかったのは、こんなことじゃなかったよなー』って思い出したんですよね。お花屋さんでもキャバでもなく、とにかく『人と違うことがやりたい』っていう気持ちがすごくあったんで」

――とはいえ、その頃のAVって、今みたいにポピュラーなものじゃなかったじゃないですか。AVをやらないかって話を聞いたとき、どう思いました?

「当時、周りでAVをやってる人の話なんて聞いたこともなかったから、『え、何?』と思って……。でも、会ったその日に、『この人がマネージャーで、この人がプロダクションの人で』みたいに、いろいろ紹介されて。あれよあれよという間に宣材も撮ってハイハイ、ってどんどん話が決まっていったんです」

――何がなにやらわからないうちに、いっちょ上がりと。

「はい。それこそタレント養成所の頃は、オーディションに受かっても、その後は全然話が進まないなんてことも多かったけど、AVのスカウトマンはお金がほしいから、もう一日でも早く私に仕事を入れたいわけですよ」

――固められちゃったわけですね。抵抗はなかったんですか?

「ヌードグラビア的なものにはすごく憧れがあったんですよ。それまでオッパイが大きいことで、太って見られたり、コンプレックスがあったんですよね。だけど、そんな私でもグラビアできるよってマネージャーは背中を押してくれて、それが嬉しかったんです」

――女優さんって、結構お尻が大きいとか、胸が大きいとかコンプレックスに思ってた方が多いんですよね。加山さんもそうだったんですねー。

「当時は、私みたいなムチムチ系はダメで、ほっそりの美少女系がウケる時代だったんですよ。それこそ、さっきの松本まりなさんとか、ああいう方がSランクで、私なんかはもうBクラスみたいな」

――宇宙企画系のアイドルっぽい感じのコがウケてましたよね。

「そうなんですよ。でも私はスレンダー系ではなかったし、事務所も自前でスカウトしてきたわけじゃないから、『困ったな』みたいな扱いで……。当時はAVに出演OKな女のコってことだけで、誰もがチヤホヤされる時代だったのに、私はもう全然なんですよ(苦笑)。事務所の社長も『ちょっと面倒くさいの抱えちゃったな』ぐらいの感じだったし。でも、いざデビュー作が出たら結構売れたみたいで」

――いや、「結構売れた」なんてもんじゃなくて、爆発的ヒットですよね。

「で、名前がバーッと売れてしまって。それから手のひら返しで大事にされるようになりましたね(笑)。変に天狗にならずにいままでやってこれたのは、そういう山あり谷ありの経験があったからかなぁと思っています」

――それだけ売れたのに、92年には引退してますよね。1年半でAVを辞めたのは、なにかあったんですか。

「AVは、辞めたというか、昔は単体女優としての出演しかなかったんで、ひと通りのメーカーを周ったらもう出るところがなくなるんですよ。その後はテレビの『ギルガメッシュないと』に出たり、ストリップで踊ったり、『BACHELOR(バチェラー)』っていう洋ピンの雑誌で連載したりとか、いろいろやっていました」

――あーありましたね! 巨乳専門誌。『BACHELOR』で連載なんて、すごいじゃないですか。

「ただ私、子どもがデキちゃって、22歳で結婚して子どもを生んで、結婚と同時に一度フェードアウトする感じで引退したんです。AVデビューからここまで、2~3年ぐらいですかね」

――短期間にいろんなことがギュッと濃縮されてるんですね~。その後、2004年に復活したのは、どんな心境の変化ですか?

「引退してから何度も復活のオファーは頂いてたんですけど、子どももいたし、ホントに普通に暮らしてたから、やっぱり躊躇もあったんですよ」

――たしかに、思春期のお子さんがいるのに、AVに復活するのは気が引けますよね。

「でも、あるメーカーの社長さんから、『3人くらいのドラマ作品で、あんまり目立たない感じだったら、やってもいいんじゃない?』っていわれて、2000年頃に、当時人気だった女優さんと一緒に1本だけ出たんですよ。パッケージ撮りではその有名女優さんが真んなかで、私は目線をちょっと外す感じ。そのときに思ったのが、『主役じゃないな、ヤダな』だったんですよ。久々にAVに出たのに、誰からも、なんの反響もないのも寂しかったし」

――やっぱり、出るからには目立ちたかったと(笑)。さすが元アイドル志望。

「アハハ。でも、主役ではなくても、現場の雰囲気とかスゴイ楽しかったんで、『やっぱ、これだよなぁ』って思って。それで2004年に本格復帰して、今に至る感じですね」

――どのぐらいの時期から、仕事が楽しいと思えるようになったんですか?

「若いときはホントに、ただ現場にいってキャッキャするみたいな、そういう感じでしたよね。今はやっぱりこう体とかも変わってきて、多少は仕事でも気持ちよくなれるようになってきたんで……」

――あっ、そうなんですか。「エッチって気持ちいいな」って思えるようになったのは、わりと遅かったんですか?

「そうなんですよ、30代半ばくらいからですかね。それまではAVでもプライベートでも、どこか自分をさらけ出せないというか、傷つきたくないっていう気持ちが強かったんですよ。撮影でも『変な顔になったらいけない』とか、恋愛でも『自分から好きっていうと、ちょっと重いかなぁ』とか。でも、あるとき出会った年下の男のコが私にガンガン来てくれる人で、その人を見てたら『あ、そういうふうに本能の赴くままに生きてもいいんだ』って、いい意味で考え方が変わったんですよね。それからはエッチでもだいぶ気持ちをさらけ出すようになって、その結果、感じ方も変わってきたというか」

――豪快そうなイメージと違って、加山さんは意外と"気にしい"なんですね。

「そう、"気にしい"だったんですよ。結構ガラスのハートだったんですよね(笑)」

――これまでかなりいろんな作品に出てきたと思いますけど、ご自身的にまだやってみたいこととかってあります?

「こないだもマネージャーにいったんですけど、金粉を全身に塗るのをやってみたいですね(笑)。あと実は私、アナルはまだやったことないんですよ。プライベートも含めて」

――なんと、加山なつこはアナルバージンでしたか!

「うん。うまく引っ張ってますね……って、違うか(笑)。アナルは、たぶんこの先もできないと思うんで……」

――ちなみに現在、現役AV女優としてはキャリアが最長ですけど、「もうここまで来たらいくとこまでいってやろう」みたいな感じなんですか?

「そうですね、最年長は狙いたいですね。でも、なんかずっと出てたら飽きられそうだから、もうちょっとしたらわざと休んで、55歳ぐらいでまた出てこようかなとか、いろいろ妄想はしてますけど。まあ、お仕事をいただける限り、やっていきたいなとは思ってますね。ずっとやれたら、すごくないですか?」

――いや、すごいです、すごいです。そもそも、本人がAVに出たくても、人気がなければ出られないですからね。ちなみに加山さん、新橋でお店のママもやってるんですよね?

「はい。東京の新橋で『SHUNGA(シュンガ)』っていう、熟女系のAVキャバクラをやらせてもらってます。紫彩乃さん、夕樹舞子ちゃん、横山みれいちゃんなんかも在籍してるお店なんですけど、私はいちおうママということで」

――ファンの方はそこにいけば、ナマの加山なつこさんに会えると。

「そういうことです! みなさん、お店のほうにもぜひ遊びに来てくださいね~♪」

Profile

加山なつこ(かやまなつこ)
1971年1月31日生まれ。身長163cm、B98・W60・H93。
1989年にAVデビュー。

Profile

文・苗田シュン
なえた・しゅん。1973年生まれ。アイドルよりもAV女優のほうに女としての魅力を感じてしまう、根っからのAV好きライター。いつか痴女に出会うことが、ひそかな夢。

放送情報

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