熟女AV女優のSEX履歴書

第28回 沙羅樹(後編)
「ダイヤモンド映像の月給は3ケタ」

前編はこちら→「厳格な父にAV出演を報告すると……」

──最初に所属したメーカーではデビュー作を1本撮っただけで、その後は村西とおる監督と出会ってクリスタル映像に移籍した沙羅さんですけども、当時のクリスタル映像には黒木香さんもいらっしゃったんですよね?

「はい。私と黒木さんは何もわからず、監督についていったんですけど、クリスタル映像には最初の頃、私と黒木さんしかいなかったんですよ。デビューは私のほうが早いんですけど、黒木さんはプライドがすごい高い方で」

──黒木さんは、良家のご令嬢ですもんね。

「ええ。だから例えば、監督が私の役を褒めたら、もう黒木さんは気に入らないわけですよ。そこは監督もわかってたから、私を1褒めたら、黒木さんを5褒めるみたいな感じで。監督も私と黒木さんを一緒にしないようにしてました」

──なるほど……(苦笑)。直接、黒木さんとバチバチやりあったことはあります?

「私から何かをいったことはないですけど、黒木さんからは『アンタ目が怖いのよ』とかいわれたことはあります」

──へえ~。やっぱり、お互い意識するところがあったんでしょうね。ところで沙羅さんといえば、当時としてはまだ主流じゃなかった「本気ファック」のハシリでもありますけど、そのあたりのいきさつというのは、どうだったんですか?

「最初はやっぱり抵抗がありましたよ。当時はシてない女優さんも多かったし、どうせモザイクをかけるんだから、シてもシなくても同じじゃんって思うじゃないですか。でも、監督に『キミはしたほうが人気が出ると思う』っていわれて……」

──村西監督は、ものすごいロジックで攻めてくるんですね(笑)

「夜中の3時までかかって説得されて、最後は根負けですよね(苦笑)。そのかわり、ひとさまに本当にSEXしているところを見せてしまったら、私も実家に帰るに帰れない。だから、責任は取ってくれないと困る。本気で私を売りだしてほしいと監督にいいました」

──沙羅さんのセリフもかなり根性入ってます。

「たとえば、25歳の女優と私のような18歳の女優で比べたら、25歳の女優のほうがSEXシーンだって上手に決まってます。でも、村西監督が全部教えてくれるのならば、私は負けないし、私がトップにいきますといったんです」

──負けず嫌いだったんですね~。

「いま自分で考えても、すごいやりとりでしたね(笑)。結果的にはそれで名前が売れたから、よかったのかもしれないですけど」

──クリスタルの作品では、1本目から村西監督と絡んでるんですか?

「1本目は男優さんで、2本目が制作の方、3本目で監督とですね」

──沙羅さんは村西監督に心酔していたように思いますけど、その監督といよいよ初めてのカラミを撮るとなると、格別の思い入れがある作品なんじゃないですか?

「私は監督がインタビューしながら進めてくれるものだと思ってたんですけど、その作品では『俺は絶対声を出さないから、自分で進めるようにしなさい』っていわれたんです。台本もないし、戸惑いながらも進めたんですよ。そしたら、これは私、事前に教えてもらってなかったんですけど、アナルSEXだったんですね」

──ええーっ!! 打ち合わせなしでアナルですか!?

「はい。たぶん、私、あまりの激痛に目を見開いてしまってると思うんですよね」

──いったんカットをかけるなりして、拒むことはできなかったんですか?

「バックの状態で、監督のアレがアナルにあてがわれたときに『あれ?』と思ったけど、そこは監督を信頼してたし、もう覚悟を決めるしかなかったですね。逆に、初めからアナルと聞かされてたら、こわくて腰が引けてたと思うんですよ。だから、監督は私の性格もわかったうえで、あえていわなかったんじゃないかと」

──はあー、村西監督は策士ですね~。で、その作品の後、沙羅さんはダイヤモンド映像に移籍するわけですね。

「はい。村西監督がクリスタル映像から独立して、ダイヤモンド映像を設立すると同時に、私と黒木さんもまた一緒に移って。それからレーベルがたくさんできて、いろいろ女優さんが出てきたんです」

──僕が高校生のときだと、卑弥呼さんとかもダイヤモンドですよね?

「そうです。彼女もダイヤモンドの専属でしたし、あと、乃木真梨子さんとか。でも、卑弥呼さんも乃木さんも、私のデビューから4年後ぐらいじゃないですかね。私のあとに入ってきたのは松坂季実子ちゃんなんですけど、彼女とは一緒に行動する機会も多かったので、仲がよかったですね」

──そう考えると、あの時代のダイヤモンドはスター揃いでしたよね。

「そうですね~。当時は1本しか出演していないのにスターになるコはいましたからね。女優のギャラも全然違いましたし。私なんかクリスタル映像から移籍してダイヤモンド映像で1本目を撮るまで3年も間が空いてるんですけど、お給料制だったんで、毎月3ケタはいただいてましたし」

──えーっ、1本も撮っていないのに毎月の給料が3ケタですか!!

「はい。ですから、仕事がないときは事務所で毎日お茶くみとかして」

──それで、100とか200とか月給でもらってたってことですよね?

「そうです。たぶん当時のダイヤモンドの女優さんは、みんなそうですよ。200の方もいれば、300の方もいたと思います」

──ダイヤモンドの羽振りがよかったこともあるんでしょうけど、それでも沙羅さんはやっぱり監督にかわいがられてたんでしょうね。

「だとすれば、あれですよ。デビューした年に、ハワイで一緒に捕まってるからじゃないですか(笑)」

──デビュー直後に逮捕って、どういう経緯なんですか?

「『マン法』っていうアメリカの法律にひっかかったんです。要するに私が子供っぽく見えたんでしょうね。チャイルドポルノと思われたこともあって」

──沙羅さん、ロリ系でしたもんね。見た目だけでいったら。

「向こうは幼児虐待にすごくうるさいんですよね。でも、私たちはハワイにイメージカットを撮りにいっただけで、AVの撮影すらしてないんですよ。当時は日米経済摩擦のせいで日本人を見る目が厳しくなっていた頃だから、早い話が見せしめというか、いい標的にされたんでしょうね。一度は拘留されて、私たちは保釈金500万円で出してもらって日本に帰ってこれたんですけど、監督は罪が大きいので、もう少し拘留されて……。結局、監督は懲役300年ぐらいついちゃって」

──300年ですか!

「でも、私も70年ぐらいついてますからね(苦笑)。最後は監督も罰金払って、司法取引で帰ってきましたけど、結局、弁護士費用も含めて、ン億円かかったらしいですよ。面白いのが、当時、『私はもう捕まって帰れないから、女優業をあきらめてワイキキでアイスクリーム屋をやっている』という噂が流れてたんですよ。で、そのアイスクリームを食べた人までいるらしいんです。そんな人がいったいどこにいるの!? っていう噂」

──そんなはずないだろうと。しかし、監督を信じてついていくと決めたばっかりに、沙羅さんの人生は激動ですね。

「そうですよ。お縄に、足かせですからね」

──おまけにアナルまで奪われて(笑)。そんな賑やかな経営がたたってか、ダイヤモンド映像は倒産してしまいますが、倒産の兆しは感じていましたか?

「そういうのはわかりますよ。だんだんと人がいなくなっていくんです。私もこれは危なそうだなと思って、倒産する前にちょっと距離を置いていました」

──沙羅さんはそのままAV界から一度フェードアウトするような形になりましたけど、その後、94年、06年、07年と間が空きながらもAV出演をして、11年にまた新作をリリース。ちょいちょい空くこの空白の期間って、沙羅さんは何をしていたんですか?

「特別なんにもしてないんですよね、不思議と。そもそも私、AVの仕事以外したことがないですし」

──それもまたすごいですよねぇ。そんな人、なかなかいませんよね。

「だから何もできないんですよ」

──いやいや、そんなことないでしょう。ちなみに、スカパー!アダルトではこの12月に沙羅さんが出演されている「下着試着室で熟女さんをイケメン店員が密室痴●」、「肉欲熟女12名!おばちゃんの洪水オナニー白書2」の2作品が放送されるんですけど、試着室で犯されるシチュエーションっていうのはどうでしたか?

「よかったですよ。立ちバックは好きだし、狭いところは、逃げられない感じがいいですよね」

──なるほど(笑)。オナニーのほうはどうですか? 普段、オナニーとかされます?

「電マ歴が長いんですよ。小学校3年生からなんで」

──ええーっ、また早熟な!! ハマっちゃったんですか?

「おばあちゃんの電マだったんですけど、それにハマッてしまって、ある日、父親に見つかったんですよ」

──あの厳格なパパに、アンアンいってるところを見られたら、まずいじゃないですか!! こっぴどくお説教されたんですか?

「『ちょっと来なさい』と正座させられて、『そういうことで感じるようになると、結婚して感じなくなるからよしなさい』って(笑)」

──そこが論点なんですか!(笑) 実は、軟らかいパパなんじゃないですか。さて、そろそろお時間もなくなってきたので、今後の抱負をお聞かせいただきたいんですけど、ご自分的にはどこを目指してやっていきたいとかあります?

「どこを目指す目指さないとかじゃなく、ずっとAVに出ていたいですね。私、バツイチなんですけど、この先、たぶん結婚はないと思うんですよ。まあ、こればかりはわからないですけど(笑)、例えば彼氏ができても結婚しても、撮ってくれるところがあれば、ずっと出続けたいですね。今47ですけど、60までやろうかなって(笑)」

──おおー!! そこまでやったら確実に伝説になりますよね。

「伝説を残したいですね」

──そこはぜひ頑張っていただいて。では、最後にファンの方にメッセージをお願いします。

「そうですね~……、昔の私を思い出してほしいんですけど、でも、昔とは比べないでください(笑)。私もみなさんと一緒に歳取ってるので(笑)。あ、あと最近は撮影会とかもやってるんで、よければ、そちらにも遊びに来ていただきたいですね♪」

Profile

沙羅樹(さらいつき)
1968年3月7日生まれ。身長164cm、B83・W58・H86。
1986年にAVデビュー。

Profile

文・苗田シュン
なえた・しゅん。1973年生まれ。アイドルよりもAV女優のほうに女としての魅力を感じてしまう、根っからのAV好きライター。いつか痴女に出会うことが、ひそかな夢。

放送情報

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