









看板シリーズ『ボイン大好きしょう太くんのHなイタズラ』では、性に興味津々な年頃の男の子が年上のお姉さんを翻弄。一方、もう一枚の看板である『禁断介護』では、好色な老人が息子の嫁にむしゃぶりつく。そんな振れ幅の広い作品ラインナップで知られるAVメーカー「グローリークエスト」は、1998年5月の設立以来、独自の路線を走り続けてきた。「AV業界の栄光(グローリー)を求め、尽きることのない探究(クエスト)を」との想いとともに歩んできたその歴史を追う。
『ボイン大好きしょう太くんのHなイタズラ 春風ひかる』(画像提供:グローリークエスト)
「当社の基本は、制作費を惜しまずに自分たちが作りたいものを作るということ。どこかのメーカーをライバル視して負けたくないとか、業界一位になりたいとか、そういった他社との競争を意識していないところがグロクエらしさだと思っています」
『禁断介護 羽月希』(画像提供:グローリークエスト)
「当社の最初のヒット作が出たのは1999年、しとやかな和服のお姉さんが淫らにすそをはだけて乱れていく『艶』シリーズです。本物の和服を用意し、プロの着付け師に依頼するこだわりのせいで制作費はかなりかかりましたが、当時のAV界にはなかった『和服のエロス』が斬新だと注目されました。キャスティング面でも、坂口華奈、藤崎彩花、秋本優奈、朝河蘭などの人気女優を起用しています」
「【緊縛】女囚幻想 蓬莱かすみ」(放送:チェリーボム)
「まだVHSテープでの流通が主流の時代でしたから、社内の専門部署で製造した商品パッケージを社員総出で出荷業務をかけていましたね。それでもVHSの製造が注文に追いつかない状態でした」
『禁断介護 羽月希』(画像提供:グローリークエスト)
「設立から4年が経ち、そろそろ会社が大きくなってきたこのタイミングで、いよいよ本当にやりたかったことにシフトしたということ。起用するのは、よそのメーカーと変わらず旬な企画単体女優ですけど、よそではやらないようなことをやるのがグロクエなんです。きれいな女優さんをきれいには撮らず、もうひと声を乗せたい。それがたとえば、フィストだったり、縛りだったり、アナルだったりするわけです」
『禁断介護 羽月希』(画像提供:グローリークエスト)
「きれいな女優がふつうにセックスをしてもつまらないから、シワシワのおじいさんとからんでもらおうという発想から始まっています。老人NGの女優さんは少なくないので、キャスティングは毎回ひと苦労なんですけどね……。2006年当時は、まだ今ほどは高齢者の多さが注目されている社会状況ではありませんでしたが、当社としては、今後は高齢者の比率が増えていくだろうし、その中で高齢のユーザーにも注目されるのではと思って始めたのが、このシリーズです」
「最初は、本当に弱ったおじいさんを介護するという設定でした。ところが老人の男優を探しているうちに、当時は汁男優(射精要員の脇役)だった徳田さんと出会うことができました。息子の嫁が咀嚼した食べ物を口移しで食べさせてもらうほど弱っていながらも、絶倫なセックスで息子から嫁を寝取ってしまう徳田さんの好演のおかげで、老人によるセクハラ物として定着したんです。高齢化社会の波にも乗って、2020年の今もリリースが続く長寿シリーズになっています」
「スケベじじいと巨乳ギャルの中●しSEX5」(放送:チェリーボム)
「ギャル物と老人物というジャンルを1つにしたら面白いのかなと思って始めたら当たりました。ギャルって怖そうに見えて意外と性格がよくて、おじいちゃんが相手でも受け入れてくれるんです。この要素もヒットの一因でしょうね」
「怒張チ●ポで輪●され性奴隷に堕ちた巨乳未亡人 伊東真緒/推川ゆうり/倉多まお」(放送:レッドチェリー)
「こちらは、高齢の労働者たちがコキ使われた末に、工場長の美しい未亡人に群がって犯すという展開。『禁断介護』ではカバーしていない『おじいさんのガツガツしたセックスを見たい』というニーズを持つユーザーさんが一定数いるので、そのフラストレーションを解消しようと立ち上げた企画なんです。歴代の主演女優の中でも、倉多まおさんの芝居の上手さと肉感的な体は光っていますね。カラミのエロさを引き立てていると思います」
「町医者老人の顔舐め中●し変態カルテ 水谷あおい/石川祐奈【特別編集】」(放送:レッドチェリー)
「数年前から寝取られ物が流行ってますよね。これは、旦那がいるのに老人の医者に寝取られるという物語。自分の奥さんが老人の医者に何をされたら嫌かと考えたら、顔を舐められることだろうなと思い至ったんです。『これは診察です。ベロで肌のホルモンを確かめるんです』などと、めちゃくちゃなことを言ってヤッちゃうんですが、ちゃんとしたドラマ物として作り込まれているので、ユーザーさんのウケは非常にいいですね」
『ボイン大好きしょう太くんのHなイタズラ 春風ひかる』(画像提供:グローリークエスト)
「企画会議で最初にプロデューサーの口から挙がったときは、こんなの売れるわけがないと多数の社員が大反対したんです。でも、トップの判断はGOでした。『俺としてもたぶん売れないと思うけど、試しに撮ってみろ』と。いつもの企画会議では、本当にダメだと思ったら迷わずボツにする人なので、わずかな期待は持ってたんでしょうね」
「しょう太役は、もちろん大人の、かつ小柄な男優を呼んで顔にモザイクを乗せて登場させてるんですけど、当初は『こんな男優のSEXで抜けるわけないじゃないか』との声を多く頂戴しましたね。ショ●物の概念がまだ広まっていない時期でしたから。でも、AVのなかで義母との近●相姦物は手堅いジャンルなので、それと同じ系統であるショ●物が売れるのは、そんなに不思議なことではありませんよ」
『ボイン大好きしょう太くんのHなイタズラ 春風ひかる』(画像提供:グローリークエスト)
「単純に、巨乳のお姉さんが年頃の男の子とセックスすればいいというわけではなくて、いたずらしたくなるような、気立てのいいタイプの女優さんを選んで出てもらっています。押しに弱くて、どんなことをされても許してくれそうな女の子でないと、ユーザーにも受け入れてもらえないんですよ」
「【近●相姦2篇】義姉犯日記」(放送:チェリーボム)
「昔、近所のお姉ちゃんにときめいた体験ってみんな持っていますよね。あのときにボインを前にしたみなさんは、きっとこういうことをしたかったでしょ、との気持ちでひょん監督は演出しているんですよ」
「僕もひょん監督も毎回考えて、その時代に流行っているものからヒントをもらったりして変化をつけながら続けています。例えば、しょう太が民泊して、そこに住むお姉さんにイタズラしたりだとか。でもその一方で、軸はブレないようにしています。基本のパターンを変えたらユーザーさんが離れていくと思うので」
「高身長お色気P●A会長と悪ガキ生徒会スペシャル」(放送:チェリーボム)
「このシーンは絶対に入れてくれと多くのファンから言われています。『ブラを外して初めておっぱいがこぼれるあの瞬間がすべてだ』とか、『そこに、僕たちがあの年頃に見ていた夢が詰まっているんだ』とか、そんなことをみなさんおっしゃってますね」
『変態公衆便所タンツボ肉便器女 桑田みのり』(画像提供:グローリークエスト)
「マニアック路線を突き詰めた末、2011年に誕生したのが、過激な変態プレイで注目された『変態公衆便所タンツボ肉便器女』シリーズですね。オシッコをガブ飲みしなきゃならないので、出演してくださる女優さんが限られるんですよ。最初はOKしていても、いざ詳しく説明されると、みんなイヤって言う」
『Anal Device Bondage鉄拘束アナル拷問ⅩⅧ みひな』(画像提供:グローリークエスト)
「キャスティングの難しさで言えば、2016年8月からリリースを続けている『Anal Device Bondage鉄拘束アナル拷問』も同様です。アナルセックス物はもともと人気がありますし、鉄の拘束具で体の自由を奪ってのアナル攻めという過激路線ですから、当社のアナル作品の代表的なシリーズと言えます。おつきあいのある各モデルプロダクションには、出演できる女優さんがいたらぜひ連絡してほしいと、いつもお願いしています」
「3本で完結した『SEX OF THE DEAD 巨乳ゾンビガール』ですね。この企画がプロデューサーから上がってきたとき、待ってましたと膝をたたきましたよ。ゾンビ映画ってお色気シーンが作品の5%くらい入ってますよね。あの部分が90%になるのならきっと売れるはずじゃないですか。特殊メイクのプロを呼んで、時間をかけて女優さんにゾンビメイクを施した渾身の作品だったんですよね……」
『SEX OF THE DEAD 巨乳ゾンビガール3』(画像提供:グローリークエスト)
「昔も今も制作費はケチらないという方針は変わっていません。今後も進化し続けるAVメーカーであり続けたいと思います。他社では見られない新企画を毎月のように仕掛けて、長寿シリーズ化を狙っています。どうぞ注目してください!」
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