ノーブラ広報ちゃん

「スカパー!アダルト」編集部で働く「ノーブラ広報」(三十路女子)が「スカパー!アダルト」の旬な情報はもちろん、アダルト業界やエロについてのゆる~い意見をふんわりと語ります。お弁当でいえば添えもののミニトマトのようなもの。軽い気持ちでつまんでいってね♪

第27回「非・濃厚接触の日々」

ノーブラ広報ちゃん

未曾有の事態です。

3.11のときも大変なことになって、こりゃ未曾有だって思ったけど、あのときはまだ「みんなで力を合わせて乗り越えよう」とか「復興を支援しよう」とか、なんとかしたい気持ちが強かったのと、地震が来たときどうしていたか、どうやって家に帰ったか、余震こわいよねーと、みんなで集まってがんばろうねと話し合えるあたたかさがありました。

今は、集まって話し合うなんてとんでもないって感じ。なるべく家にいよう、打ち合わせはオンラインで、と働き方改革まで一気に進んでいます。飲み会だって、オンライン飲みが大流行中。「終電がないから、ずっと飲み続けてしまう」という弊害があるらしいけど、自宅でリラックスしながら、画面の向こうの友人たちと乾杯するのは、意外に楽しいと評判みたい。とはいえ友人が少ないノーブラ広報は、まだ誘われたこと、ないんですけどね……。

都内では居酒屋さんも時短営業を実施中。夜7時にはお酒の提供を終えるっていうんですから、もはや居酒屋の体をなしていないのだけれど、開けないよりはマシと、まだ日のあるうちから赤ちょうちんを掲げるお店もチラホラ見かけます。けど、いくら親しい間柄とはいえ、居酒屋で口角に泡を飛ばしたり、つまみを箸でつつき合ったりするのは、このご時勢、避けたいものです。

イメージ画像
*画像はイメージです。

人との接触をなるべく避けるのが、この憎きウイルスに勝つ方法と言われれば実践するほかないけれど、飲み会からの流れでホテルに行くということができない昨今、ただでさえ乾いているノーブラ広報の心と体は、夏休みの小学校のベランダに置き忘れられた朝顔の鉢植えのごとく、干からびて、枯れるのを待つばかりです。外国の研究所によれば、この状態はあと2年は続き、ウイルスの撲滅までに最悪5年はかかるというから、絶望しかありません。

好き合っているもの同士であれば、毎晩、不安な気持ちを吐露しながら濃厚接触でとろけられるはずなのに、ちょっとだけ好き、みたいな人たちとの逢瀬に頼ってきたノーブラ広報はどうしたらいいのでしょう。こんな情勢のなか「飲みに行こう」と誘うのは非常識だし、さりとて「ホテルに行こう」とストレートにいうのもなんだか違う。究極の濃厚接触であるセックスは、もはや命がけの作業といえるでしょう。「別に好きでもなんでもない、ただのセフレのお前と、そんな危ないことしたくないんだけど」と無下に断られてしまっては、もはや生きていけません。それに、その人とのセックスが特別に好きな訳じゃなくて、酔っ払ってイチャイチャするのが好きなだけなんです。その楽しみを、どうか奪わないで……。

それにしても、これから見ず知らずの男女が出会って恋に落ちるには、どんな方法があるというんでしょうか。やっぱりウェブ上で? それでも気が合ったら「じゃあ、直接会おうか」ってなりますよね。それもできないとなると、どうやって愛し合うんだろう。

以前読んだ小説に、夫婦が性行為をすることは異常とみなされ、子どもはすべて人工的な方法で生まれるという近未来が描かれていたけれど、それが、トンデモないことでもなくなってくるような、価値がグラグラと揺れまくる日が、近いうちにやってくるのかな。そんなことを、テレワークしている自宅のちゃぶ台の上で考える日々です。

Profile

ノーブラ広報

ノーブラ広報

自称「スカパー!アダルト」編集部の夜の蝶。牛レバ刺しが復活する日を祈りながら日々働いています。誰か二日酔いが劇的に治る薬を開発してください。ツイッター @sptv_adult も見てね。

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