ノーブラ広報ちゃん

「スカパー!アダルト」編集部で働く「ノーブラ広報」(三十路女子)が「スカパー!アダルト」の旬な情報はもちろん、アダルト業界やエロについてのゆる~い意見をふんわりと語ります。お弁当でいえば添えもののミニトマトのようなもの。軽い気持ちでつまんでいってね♪

第28回「『他人のSEXで生きてる人々』ふたたび」

ノーブラ広報ちゃん

ただいま、スカパー!のMOND TV(Ch.295)では、アダルト業界で働く人たちの本音や“業界あるある”が満載のトークバラエティ番組「他人のSEXで生きてる人々」が放送中。実は、4月に放送された「アダルト業界の女性広報編」に、ノーブラ広報も出演しました!

……とはいえ、実はこの番組、6年ほど前に、とあるモバイル用サービスのために制作されたもの。当時は、ノーブラ広報を名乗って間もない頃で、右も左もわからず、しどろもどろで収録に参加したことを覚えている程度。司会の天津木村さんが、気を使って優しく話しかけてくださったのが一番うれしかったな……。ということで、久しぶりに過去の自分と対面しました。

わたし以外の出演者は、メーカーの広報さんや、大人のオモチャショップの広報さん、それから、あのTENGAの広報さんなど、いずれも若くて美人ぞろい。それなのに、下品な質問にもニコニコと笑顔で答え、身を挺して場を盛り上げる姿はさすがのひとことでした。しかしこんな美女たちが堂々としているのに、オチ担当で一番年上のノーブラ広報がモジモジしているなんて、番組的にはどうだったんだろう……。

イメージ画像
*画像はイメージです。

アダルト業界にいると「こんな仕事をしているのだから、これくらいは言っていいだろう」「これくらいはしてくれるだろう」というようなことが時折あります。とある雑誌のアンケートで、「一番気持ちよかったエッチ体験は? 好きな体位は?」と来たときは、普通の会社員にもそういうこと聞くの? 自分のところの社員には? わたしたちには、そういうことを聞いても平気だと思っているの? と、怒りにぷるぷる震える手で、しかしながらお望み通りのめちゃくちゃスケベな回答を捏造して返送したこともあります。答えないと、ノリが悪いやつだな、って思われるのが怖かったんですね。今思えば、こういう質問には答えたくないと、きっぱり断るべきでした。そうしないと、自分より下の世代も、そういうものだと思われて、舐められるいっぽうになってしまいます。

いろいろと標準以下のノーブラ広報ですら、ごくたまにではあるけれど、理不尽なことをされたり、言われたりしているのに、若くて美人なあの広報さんたちは、どれほどの目に遇っていたのかと思うと少し胸が苦しくなります。番組では嫌な顔ひとつせず、とわたしは思ったけれど、心の中では嫌だったかもしれない。でも、それを口にも顔にも出さず、本名も顔もバッチリ出して発言しているのが余計にすごい。わたしなんて、名乗らないばかりか、仮面までかぶり、しっかり防御して……。

共演した広報さんたちは、その後、出産を経験したり、大手新聞社に転職したりといった噂を聞きます。ノーブラ広報は相変わらず業界の隅っこで、しこしこ働いているけれど、彼女たちはこれをステップにして、羽ばたいていったみたい。その姿を想像すると、眩しくてちょっと羨ましい。

それにしても、収録スタジオで「うわ、みんな若くて美人! それに比べてわたしは……」とだいぶ卑屈になっていたけれど、今見ると、ノーブラ広報だってじゅうぶんに若い。ボブ・ディランは「あのころの自分より今のほうがずっと若いのさ」ってなことを言っていたけれど、6年後の自分から見たら、今の自分のほうがやっぱり若いはず。何かをやるのに、遅すぎることなんてないのかもしれないなと、番組を見ながらつらつら考えたのでした。

Profile

ノーブラ広報

ノーブラ広報

自称「スカパー!アダルト」編集部の夜の蝶。牛レバ刺しが復活する日を祈りながら日々働いています。誰か二日酔いが劇的に治る薬を開発してください。ツイッター @sptv_adult も見てね。

Backnumber

ご契約はこちらから

ご契約はこちらから WEBなら24時間受け付け

テレビでみるなら

WEBでのご加入はこちら

スマホ・PC・タブレットでみるなら

スカパー!アダルトオンデマンド 詳しくはこちら

閉じる