ハダカのおしゃべり

第97回 枢木あおい(前編)
「現場で誰もシコってないなんて」

枢木あおい

第97回 枢木あおい(前編)
「現場で誰もシコってないなんて」

後編はこちら→「指を入れると男がうらやましい」

──デビューしてから年を重ねるごとに人気も実力もアップしている印象です!

「もう4年になるんだって感じですね……。そもそもこんなに続けるつもりじゃなかったというか、すぐに辞めようと思ってたんですよ。いろんなことをしたいなと思うタイプなので、AV業界に入って、ある程度『こういう感じなんだ』っていうのがわかったら辞めて他のお仕事をしようと思ってたんですよね」

──そこでAV女優を辞めなかったのは、なにか理由があるんですか?

「なんでだろう……。最初は、AV業界が思ってたのと違うという気持ちがあったんですよ。拍子抜けというか。私、AVの撮影って、男優さんだけじゃなくて、スタッフ全員が裸で、カメラマンさんもカラミを撮りながらシコってるようなイメージだったんですよ」

枢木あおい

──やばい世界ですね。どこでそういうイメージを植えつけられちゃったんですか?

「小さい頃に観たAVがそうだったのかな。とにかく関わってる人がみんなシコってるっていうイメージがずっとあって、それに興味を惹かれて業界に入ったんですよ」

──どんだけやばい世界なのかとドキドキして入ってみたら、みんなシコってなくてガッカリみたいな。

「そうそう! 入ってみたら意外と普通というか、むしろ無茶苦茶クリーンじゃないですか? デビュー作も普通に撮って終わったんで、なんか満足しちゃって、もういいかなって思ったんですよ。それで4本くらい撮ったときに、『実は辞めようと思ってます』って事務所の社長にも伝えました」

──社長の反応は?

「社長は『いいんじゃない?』って言ってくれて。それで終わるかなって思ってたんですけど、メーカーさんからまたお仕事のお話がきたんですよ。あともう一本くらいならやってもいいかなって撮ったんですけど、そのあともどんどんお仕事が来て、そのうちだんだん撮影が楽しくなってきて(笑)。それでいつの間にか今にいたるというわけです」

枢木あおい

──特にどのあたりから楽しくなってきたんですか?

「だんだん自分で考えることが増えてきて、もっとこうしたいなって気持ちになってきたんですよ。それまでずっと受け身だったんですけど、『小悪魔挑発美少女 枢木あおい』(MARRION/2018年)で、攻める側というか、痴女っぽいことをやって。その後に、男性の乳首を攻めるのがテーマの作品にも出たんです。これは撮影が楽しかったし、たくさんの方に評価されてうれしかったです」

──まさにその作品が、今月のスカパー!アダルトで放送される「今日これから…君の乳首、犯しにイクね 枢木あおい」(エンタ!959)です!

「ぜひ観てもらいたいです! 痴女って、自分で言葉を探して、その反応があるというのが楽しくて。そのあたりから、いろいろお仕事もいただけるようになって、やりがいが生まれていきましたね」

枢木あおい
「今日これから…君の乳首、犯しにイクね 枢木あおい」(エンタ!959)

──ターニングポイントな作品になったんですね。プライベートでも男性の乳首を攻めたりしてたんですか?

「しないです! 普通にしてたら、積極的に男性の乳首を攻めることってないじゃないですか。触ってって言われたらちょっと触ったりするくらいで。なので撮影のときは楽しかったですけど、勝手がわからなくて難しかったですね」

──でも、しっかり男潮を吹かせてるらしいじゃないですか。

「それ! この現場で初めて男潮を見たんですよ。乳首を攻められるのが好きってことで応募してきてくださった出演者さんでした。ただ、乳首好きっていうよりかはただエロいことが大好きな変態男で。乳首でも感じるし、チ●コでも感じるし、どこでも感じるただのドMじゃん、みたいな(笑)」

枢木あおい
「今日これから…君の乳首、犯しにイクね 枢木あおい」(エンタ!959)

──素材がよかったんですね。乳首攻めは得意になりましたか?

「チ●ポもそうですけど、人によって触り方に好き嫌いがあるじゃないですか。だから相手の反応を見ながらやるので、まだ得意というところまでは言えないですよね。頑張ってますけど」

──撮影しながら目覚めた感じですけど、それ以前からご自身の中に痴女的な部分はあると思ってました?

「いや、全然です。ずっと自分のことをドMだと思ってたんですよ。オナニーするときも、私は二次元派なんですけど、レ●プ系のマンガをよくオカズにしてましたし、AVを観るにしても凌辱モノが好きだったんですよ。自分がプライベートでやってきたセックスもいじめられる方が多くて。だから、痴女やりながら『あれ? 私ってSなところもあるのかな?』って気づきはじめたところですね」

──子どもの頃に近所の男の子をイジめたなとか、彼氏に意地悪してたな、とか……。

「あ、……あるかも(笑)。意地悪するのは好きかもしれない。私、ふだんは言い方がキツかったりするんですよ。そのしゃべり方でオラオラって詰めたりしたことはありますね」

枢木あおい
「今日これから…君の乳首、犯しにイクね 枢木あおい」(エンタ!959)

──では、世の中にはそれを喜ぶ人たちがいることに気づいてきたというか……。

「こう攻めれば、こういう反応が返ってくるんじゃないかなっていう部分はわかってきましたね。淫語も最初は何をしゃべったらいいのかわからなかったんですけど、だんだんボキャブラリーも増えてきました」

──そうして成長していった枢木さんが、女優として大きく注目された作品が、今月放送される「彼女が3日間家族旅行で家を空けるというので、彼女の友達と3日間ハメまくった記録 枢木あおい」(ミッドナイト・ブルー)です。セールス面でヒットしただけでなく、作りの面でもAV業界内で大変評判になったドラマものですね。

「観ていただた方からは『AVじゃなくて、映画を一本観たような感覚になる』ってよく言われました。『抜くつもりで見始めたのに物語に引き込まれて、最後まで抜かずに観た』という人もいて。ドラマ部分だけじゃなくて、カラミもリアルに徹していいて、普通の人が普通にするようなことしかしないんですよ。AVでありがちなハメシロを見せるとかそういうことはしない。一般人のセックスを隠し撮りしてるような感覚なんですよね」

枢木あおい
「彼女が3日間家族旅行で家を空けるというので、彼女の友達と3日間ハメまくった記録 枢木あおい」(ミッドナイト・ブルー)

──そういう設定のカラミだと、いつもより入り込んじゃうんじゃないですか。

「マジで相手のことをめっちゃ好きみたいな感覚でやってましたね。沢山のスタッフさんがいる中でやってるからまだ正気を保ってましたけど、これが一対一のハメ撮りだったら、たぶん素の本名の私が出ちゃっていたと思います。あ、ラーメン食べてるシーンは、出ちゃってますね。あれは素です」

──そんなこと言われたら、観たくなっちゃいますね! そしてもう1本は「本中10周年記念!『美少女中●し島』夢の豪華共演!総勢10名!3時間SP」(Splash)です。人気女優をぜいたくに起用した、お祭りみたいな作品。

蓮実クレアさんとか、晶エリーさんとか、もう凄い女優さんばかりで、めちゃくちゃ緊張しましたね。これはスケベ組とフレッシュ組に分かれて中●しバトルをするという内容なんですけど、私って立場的には中間なんですよ。キャリア的にはスケベ組にいてもおかしくないんですけど、痴女のレベルとしてはフレッシュ組にいるべきなタイプというか」

枢木あおい
「彼女が3日間家族旅行で家を空けるというので、彼女の友達と3日間ハメまくった記録 枢木あおい」(ミッドナイト・ブルー)

──でも、ばっちりベテラン揃いのスケベ組に入ってましたね。顔ぶれを確認しますと、蓮実クレアさん、晶エリーさんが飛び抜けたキャリアで、くろいれなさんが続き、美谷朱里さんと枢木さんが同じくらいですかね。

「ただ、美谷朱里ちゃんは、女優歴は私と同じくらいなんですけど、痴女とか企画系に関しては彼女の方がずっと長くやっているぶん、経験値が高いんですよ。私は最近痴女始めましたって感じなので。どうしよう、フレッシュ組に行きたいなっていう不安な気持ちでしたね」

──撮影中、印象に残っていることは?

「晶エリーさんは、一度お辞めになっていたんですけど、復帰したんですよね。すごい人が戻ってきて、いっしょに現場に入れることに感動でしたね。心の中で拍手をしてました。波多野結衣さんと蓮実クレアさんが組んで男の人を攻めているシーンは、もう私もユーザー目線で見ちゃってました。後ろから見ていると、おふたりは本当にすごいんですよ」

枢木あおい
「本中10周年記念!『美少女中●し島』夢の豪華共演!総勢10名!3時間SP」(Splash)

──こういった出演作品の反響は気になりますよね。レビューを見たりしますか?

「見ます、見ます。自分の頑張った作品がどう評価されているかは気になるんで、レビューは全部見てますね。あとは『枢木あおい』でエゴサーチしたり」

──ネットなんて賛否両論といいますか、いい意見もあればキツい意見もありそうですけど。

「私はわりと受け止められるほうですね。例えば顔とか体型のことを言われても、そこはどうしようもないじゃないですか。痩せる太るはできるけど、骨格は無理だから、そこはもうしょうがないだろって。でも、演技とか攻め方について書かれているのは気になります。ああ、そういう風に感じる人もいるんだなと気づかされることは多いですし。だから逆にキツい意見の方がうれしいときもあります」

──賛否どちらの意見でも、ちゃんと見てくれてるのはありがたい、という考え方。

「そうそうそう。悪い意見のときも受け止めて、今度はもっと頑張ろうって」

枢木あおい
「本中10周年記念!『美少女中●し島』夢の豪華共演!総勢10名!3時間SP」(Splash)

──すぐ辞めようと思ってた人とは思えないほど前向きですね。

「確かにそうですよね。でも、みなさんのレビューを参考にするのは、自分の作品を自分でちゃんと冷静に見ることができないからなんですよ。気持ち悪くて」

──自分のカラミが気持ち悪いんですか?

「さっき、プライベートはオラオラ系っていいましたけど、ふだんはけっこうガサツなタイプなんですよ。しゃべり方もAVのときと違ったりするから、ぶりっ子してる自分を見るのが寒くて。声だけでも鳥肌がブワッとなりますね。ドラマ部分はお芝居っていう前提があるから見ていられるんですけど、カラミが始まるあたりからダメですね」

──自分本人と「枢木あおい」が違うキャラクターなんですね。

「そう。画面のなかで、私と同じ顔の同じ体型の女がめちゃくちゃあえいでいるみたいな感覚(笑)。絶対にプライベートでは言わないことを言いながらセックスしてるんで、それが気持ち悪くなっちゃって」

枢木あおい
「本中10周年記念!『美少女中●し島』夢の豪華共演!総勢10名!3時間SP」(Splash)

──オンとオフがはっきりしてるほうですか?

「してますね。家にいるときは素の自分で、スタジオについてメイクしてもらってるときにちょっと違うキャラになって、撮影が始まったときに枢木あおいになる。人格が3つありますね」

──だんだんスイッチが入っていくんですね。では、素のときにカメラがきたら対応できませんか。

「できない! めちゃくちゃ挙動不審になると思う」

──オフに戻るときはどうなんですか?

「撮影が終わってシャワー浴びて、『はぁ終わった』と思った瞬間にスッと戻りますね。そのときはもう力も抜けて、魂が抜けたような顔をしてると思います。以前、撮影が終わった後に友達と会って遊んだことがあるんですけど、合流したときに二度見されて、『5歳くらい老けた顔してる』って言われたほど。それくらいヤバいみたいです(笑)」

こうしてAV撮影には全力投球で臨む枢木あおいだが、最近ではアーティストやタレントとしての活動も増えてきた。後編は、そんな彼女の一面に迫ります!

Profile

Profile

枢木あおい(くるるぎあおい)
1998年3月20日生まれ。2017年5月、AVデビュー。身長154cm、B82・W59・H88。
イベントの情報はツイッターをチェック!
Twitter:@Aoi_krrg

Profile

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文・安部千房
あべちふさ。1994年生まれ。好きなAV女優に会いたい一心で業界に入った安直AVライター。最近は女性に顔面を舐めてもらうことにハマっている。

放送情報

『彼女が3日間家族旅行で家を空けるというので、彼女の友達と3日間ハメまくった記録 枢木あおい』

10/3(土) 深5:00~
【その他放送日】6・10・16・18・23・29


『今日これから…君の乳首、犯しにイクね 枢木あおい』

10/3(土) 深0:00~
【その他放送日】13・22・28・31


『「本中10周年記念!『美少女中●し島』夢の豪華共演!総勢10名!3時間SP」』

10/1(木) 後7:00~ CS初放送
【その他放送日】4・7・11・16・20・23・29


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