









今年春からアイドルユニット「ミリオンガールズZ」に加入し、華やかなAV女優人生を歩む桜井あゆチャン。だが、凄まじいプロ意識と負けず嫌い根性で戦ってきた彼女には、実はやり残したことがあるらしい。
「2年半ぐらいですね。もう600本以上は出てるので、やりきった感はあるかもしれません(笑)」
「未知の世界だったので、 このペースがこの世界では普通なのかなって思ってやってきました。いちばん最初の作品を撮ったとき、現場でいろいろとケアしてもらったり、大事にしていただいたので、『あっ、私はここでちゃんと女優をしなきゃいけない、私はプロなんだっ』という意識が生まれたんです。だから頑張ろうって思って続けてきました」
「ネットで『桜井あゆ』を調べるとたくさんのページが出てきますよね。ユーザーの方からすれば有名人かもしれない。でも私には、その自覚はないんです。『桜井あゆ』の名前を見ても、そこにいるのが、自分だとは思えないんです」
「そんな感覚です。私は仕事とプライベートは別だよ、とファンの前ではよくいっています」
「そういうわけではなく、撮影で自分が気持ちよくなることを求めていないんです。私の仕事でいちばん大事なのは、ユーザー目線になって、カメラ越しで相手に興奮してもらうこと。もしかしたら私が本気で気持ちよくなっている姿を見て興奮する人はいるかもしれない。でも、そうやって我を忘れてセックスしてると、見せたいところが見せられなかったりするときもあるんです。それを考えたとき、意識的にやっていかないと、と思って」
「もちろんします。このアングルで撮られるとすごいブスなんだな、とか(笑)。あっ、ちょっとここのシーンは、淫語をいい過ぎたなとか、チェックしてます」
「これは沖縄で撮影しました。この作品の前に黒人モノを撮ったんですけど、黒人男性にヤラれたあとに、次は自分が日焼けして黒人女性のようになるといういう流れかな」
「そうなんですよ(笑)。楽しかったです。外で思いっきりできるので、開放感はハンパなかったです」
「ずっとキカタン(企画単体女優)でやってきた女優が専属になるときに、いちばん思ったのは、今まで月20本以上は撮影していたのに、専属になると月1本の撮影になることです。同じように企画から単体になったともちん(友田彩也香)ともよく話すんですけど、月イチになるとセックスのやり方忘れちゃうねって(笑)。2人とも痴女作品では、それこそ淫語をバンバンいってたんですけど、月1回の撮影になると、淫語がなかなか出てこなくなっちゃって」
「だからちょっと危機感を覚えて、監督に相談したら『あー、いまぐらいがちょうどいいよ 』っていわれてしまって。昔はいい過ぎていたみたいです。月イチペースの撮影にはなかなか慣れないですね……」
「大きかったです。たくさんの女優さんと仲良くなって、たくさんのスタッフさんと毎日のように会って、どんどん人のつながりが増えていくんです。そのうちどこかから桜井あゆの評判が伝わって、仕事が増えていったという感じがしました」
「企画女優として仕事をしていてとてもいいこともたくさんあったので、単体女優になることはないのかもなぁと自分の中では思っていました。でもデビューしてから2年がたって、自分の引退が見えてきたので、最後に専属女優として頑張ってみようかと思ったんです」
「デビューのときから、3年経ったら辞めるって決めてました。それが2016年なんです」
「動かないです(キッパリ)。私は引退する1年前に発表しましたが、引退発表って、2ヶ月前ぐらいにすることが多いですよね。最後のお別れができないまま引退しちゃったって悲しんでいるファンの話を聞くこともあるので、私は引退する1年前に発表して、たくさんのファンと会えるタイミングをたくさん作りたいなって思ったんです」
「だから地方のイベントとかで、『あゆちゃんが引退するって聞いたので駆けつけてきました』っていわれると、よかった! と嬉しくなります」
「私が引退しても、作品を見ていただくことはできると思うのですが、それでもツイッターで『辞めないでほしい』といってくれるファンもいて……。でも、私は半端な気持ちで辞めたくないんです。だからこうして先に発表して、精一杯今を頑張ろうと思って……」
「私が出演した作品は600本あります。もし会いたいと思ってもらえるなら、この1年以内に会いに来てほしいなって。ファンの方々には受け入れてもらえているのかな、と思っています」
「ミリガに私が加入したことについては、私がいちばん驚いてますよ(笑)。正式発表の前の段階で、ともちんに『あゆちゃん一緒だね。一緒にミリガできるの嬉しい』っていわれたんですよ。え? 私があんなアイドルグループに入んの? って超びっくり!」
「ミリガの撮影があるといわれてスタジオにいったらメンバーが揃っていて、ミリオンガールズZの衣装も用意されてて。それでもまだ私は疑ってましたね。なにこれ、絶対あり得ない。ドッキリなんじゃないかって(笑)」
「だって、去年のミリガの全国ツアーの最終日にゲストで呼ばれたときに、実はミリガをディスる役回りをやっていたんですよ。そんなことをした桜井あゆが、まさかそのグループに入るとは誰も思わないじゃないですか。そうこうしているうちにいつの間にかダンスレッスンも始まって、いよいよ大掛かりなドッキリだなって思っていたんですが、そのままぜんぜんオチがこないっていう状況で(笑)。今に至っています」
「ライブのときには、ファンに『ステージ上ではアイドルとして精一杯踊ります。ただステージ降りたら、いつもの桜井です』って、いってます(笑)。でも、気持ちいいです。合いの手とかコールだったり、あゆちゃーんとかっていってくれるんですよ ! ホントに楽しいですね」
「これまでずっと頑張ってきましたが、実は賞をもらったことがなくて。ノミネートしていただいたこともありましたが、そのときは賞をとれなくて本当に悔しかったです」
「あの2人が馬の役をやってくれたんです。広瀬ちゃんなんて、次の日はめっちゃ筋肉痛になったくらい頑張ってくれたんです。ほんと感謝です」
「阿部乃さんの負けず嫌いは、私と同じくらいだから、お互い全然譲らないすごい勝負になりました。でも、勝負ですから、やるからには一生懸命にやりました。今まで賞をもらえなかったのですが、『水泳大会』でMVPをもらえたので、嬉しかったです」
桜井あゆ(さくらいあゆ)
1991年4月15日生まれ。身長162cm、B82・W59・H81。
2013年、AVデビュー。
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撮影/三浦ゆうすけ