









2011年にAVメーカー「マキシング」専属女優としてデビューしてから6年。2015年には恵比寿★マスカッツに加入し、活動の場を着々と広げている由愛可奈は、最近考え方が変わってきたそうな……。
「そうですね。その次の年にはプレゼンターとして3月の授賞式に呼んでいただきましたし、2014年にはスカパー!オンデマンド アダルト賞を頂いていて、だいぶお世話になっています。今までに何度か女優賞にノミネートさせてもらっていますけど、そのたびに、ほかの女優さんはすごいな、綺麗な人ばかりだなと感じます。そんな世界でなんとか6年も生き残ってこれてよかったなと思います(笑)」
「自分ではいつもそう思ってますね。デビュー当時から、『いつか需要がなくなったらどうしよう』とばっかり考えて生きていたので。最近、やっと街中で声をかけられたりするようになったんですよ。たぶん、『恵比寿★マスカッツ』の影響が大きいと思うんですけど、女の子が声をかけてくれたりとか。私のAVなんて、絶対女の子は見ないだろうなと思っていたのでビックリしました」
「昔は今よりもずっと肩に力が入っていて、イベントでファンの人と握手したら手を離さないくらいだったんです。離したらこの人はファンじゃなくなっちゃうとか思って。いまだにその気持ちは忘れてないですけど、そこまで必死だとファンも引いちゃうなってことに気づきました。目ヂカラが強すぎるとか、距離感が近すぎるとか、よくいわれるんですよ(笑)。そういうのも大人になってやっと学びましたね。空気読もうって」
「私はいまだにカラミを演じるということがわからないくらいですから、デビューした頃は、自分そのままでやろうと思ってたんですよ。仕事だと思うとつまらないから、『絶対楽しく、気持ちよくやってやろう』って。それで自然にやってたら、大変なことになっちゃって。気持ちよさに集中しちゃうんですよね。『あいつ、ぶっ飛んでる』みたいな(笑)」
「私もあとでDVDの裏パケを見て、『うわっ、ひどい』と思って。でも、そこまでやりすぎちゃうと、逆に『演技なんじゃないか』と思われることもあって」
「デビューした頃にいわれたんですけど、『由愛可奈は、そういう自然なところがいいから忘れないほうがいいよ』って。それがずっと頭に入っています。じゃあ私は演技しないでやっていこうって思って、今までやってきたんです」
「感度はすごく変わりました。熟女になるとSEXが気持ちよくなってくると聞くんですけど、理由がわかりました(笑)。昔はクリが気持ちよかったんですけど、今はナカ派になってきて。あとはオモチャが好きだったんですけど、オチンチン派になりました。人肌じゃないとダメだなと。無機質なものよりもやっぱり生身を求めているのがわかって」
「私、ファンの人に嫌われるのがすごく怖くて、いつ捨てられちゃうんだろうとか、仕事の需要がいつなくなるんだろうとか不安になってたんです。今は『それはしょうがないじゃん』って考えられるようになりましたね。いまの自分をずっと好きでいてくれるって相当な人じゃないと無理じゃないですか。普通につき合ってる男の人でも私に飽きたりするのに、AVの魅力だけでずっと留まってくれること自体、すごいことなんだなと。ずっと好きでいてほしいと思うこと自体がおこがましいことなのかなって」
「エゴサーチをして、自分のネガティブな情報ばっかり見て、『私の何がダメなんだろう』とかすごい悩んでましたね。とにかく嫌われたくなくて、100人中99人がいいよといってても、残りの1人に『すげぇブス』とかいわれると、そっちばかり気になってたんです。でも、その何%の意見ばっかり聞いて、変なことに気が散っててもしょうがないから、『私は私のままでやろう』『芯を通そう』と。芯を通せば、好きな人は見てくれるんじゃないかと思うようになったんです」
「家事をするようになりました。10代のときは本当にやってなくて、料理もしないし、コンビニ弁当も値段が高いからお菓子ばっかり食べてました。でも今は体が資本だなって思って、ちゃんと健康に気遣ってます。体調を崩して、扁桃腺を切ったことがあったんですけど、精神的にも辛くて。だからいいエッチをするためにも体を大切にしないとって思いました」
「ワンちゃんを飼い始めたんですけど、一緒にいると落ち着きますね。休みの日は、朝早く起きて、家中をピカピカに掃除して、朝ご飯作って、好きなアニメ観ながら、お茶飲んで、ワンちゃんと散歩したり、カフェや図書館で読書したりとか」
「毎日、楽しく過ごすことでエッチも気持ちよくなりましたね。AVを楽しんで、現場に行くのがいいですよね」
「このシリーズでは、吉沢明歩さんと波多野結衣さんが、『屈辱の全裸居酒屋店長』の役を務めているんですが、私にはまだ店長は早いっていうことで店員役になったんです。最初は『自分は店長の器じゃないのかな……』とショックだったんですが、頑張って次は店長になろうと頭を切り替えました」
「態度が悪い店員の役だったんですけど、こんな奴いたら嫌だなって自分なりに考えてやったら、スタッフさんもドン引きするぐらいの嫌な店員になってしまって……(笑)」
「最初は『くぱぁ』が恥ずかしくて。でも、一日中『くぱぁ』って連発していたら、ちょっと楽しくなりました」
「もともと私はちょっと痴女気質なところがあって、ストレスが溜まったら脱ぎたくなる人の気持ちがわかるんです。たいした体じゃないんですけど、人に見せたくなる」
「いや、自己満足です。『何してるんだあいつ』って後ろ指さされたい。『あいつ、やべぇ奴じゃん』といわれるのが気持ちいいんです。例えば、露出度の高い女の人っているじゃないですか。あれは男受けというより自己満足ですよね。私もたまに胸の谷間が出るような服を着て外に出るんです。視線が胸に集中して、嬉しくなってくるんです」
「いいと思いますよ。見られるのが気持ちいいからやってると思いますし、本当にコンプレックスだったら隠すと思うんで。私も電車の中で男性のオチンチン見ますもん。座ってて、男性の股間が目の前にくるとガン見します。大きくても小さくても関係なく見ます。男性がおっぱいのラインの美しさを見たいのと一緒で」
「ピッチリしたパンツを履いてるとわかりますよ。ダボッとしてても意外とわかります」
「これも楽しかったですね。私はMというか、罵倒されているうちに『この人、ヤリたいのかな。私、欲されてる』って感じてゾクゾクするんです」
「この作品で進化したというか、ノド奥が開いてオチンチンを深く飲み込めるようになりました。前は苦しかったんですけど、えづくことも少なくなって、ノド奥で感じるようになりましたね」
「普通のフェラチオと違って締まるみたいで。オチンチンによって合う、合わないもあるんですけどね。別の作品でイラマチオをしたとき、男優さんから今までで一番気持ちいいフェラだったっていわれました」
「作品としては、前からいってるんですけど、外国人とヤリたいです。あとレズもやりたいですね。プライベートでは、友達が欲しいですね。私、本当に変わってるから友達ができないんです」
「遊びに誘ってくれる人はいるんですけど、いいのかなって不安になっちゃうから、そもそも友達をつくらないようにしています。私はそのコのことが好きなのに、私のこと嫌いになられたらどうしようって。ファンの人と同じですね。好きでいてくれたのに、それを失っちゃう怖さが嫌。だから、最初からいなくてもいいのかなって」
「最初は怖かったんです。私がこんなきらびやかな場所にいていいのかなって。でも、最近は楽しいです。みんなと話をするだけでワクワクするし、いろいろ考えて仕事してるんだなとか、普通の女の子なんだなとか。あと、こういう服が好きなんだぁ、と話しているのを聞いてると、男性の気持ちになって『今度買ってあげようか』みたいな気持ちになりますね」
「自分の力ではないんですけど、千人くらいの人の前で歌えるのは相当気持ちいいですね。お客さんたちは『恵比寿★マスカッツ』というグループを見に来ているんだとしても、私がステージに出ている瞬間は、私を見てくれてるわけだから、『私、需要あるんだ』って感じて」
「基本は承認欲求が強いんですよ。誰かに求められたいし、必要とされたい(笑)。だけど、ここ最近は考え方のクセも変わってきました。今までは自分の狭い狭い世界の中で生きてきて、いろいろつらいこともあったけど、乗り越えることで成長したなと自覚を持てるようになりました。AVをやっていくと、みんな山を越えられないから、つらくなっちゃうんですよね。結婚したいとか、辞めたらこのあと何があるんだろうとか、いろんなことを抱えながらやってる。私はそれを含めた覚悟の上でやりたいし、どうなっても自分の人生を楽しみたい。だから最近は本当にポジティブですよ」
由愛可奈(ゆめかな)
1993年2月12日生まれ。身長163cm、B86・W59・H86
2011年デビュー。
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写真提供・マキシング