2022年に引き続き、今年も「スカパー！アダルト放送大賞」の開催が決定。それを記念したYouTube番組が生配信され、2022年にMVA（Most Valuable Actress）とMTA（Most Technical Actress）をW受賞した本郷愛と、MIA（Most Intelligent Actress）を受賞したNia（旧伊東める）が出演した。芸達者な2人が繰り出す見せ場もりだくさんの配信の模様を、スタジオから潜入リポートする。

　番組のタイトルは、「スカパー！アダルト放送大賞2023 今年は新企画？！　スカパー！アダルトがオーディションをはじめるってよ」。華やかな白い衣装に身を包んだ2人の「あっという間だったね～」「もう、この時期か～」という先輩OGトークもほどほどに、まずはMTAとMIAを争った前回のテストや、感動の授賞式を振り返ることに。「絶対、イヤだ！」「恥ずかしいんだけど！」とうろたえる2人だったが、映像が流されるとみずからの必死な姿に赤面。本郷は「まだカメラ慣れしてないNiaちゃんが超かわいい！」と、当時デビュー半年足らずだったNiaのういういしい様子にクギ付けだった。

　さらに、本郷の「EXガールズ」加入を記念したスペシャル番組の模様も一部放送。EXガールズとは、スカパー！のアダルト番組配信サービス「SPOOX EX」のイメージガールだ。本郷とともにEXガールズに就いた波多野結衣、篠田ゆうはセクシー業界きってのバラエティ巧者として知られるが、そんな大先輩たちにもひけをとらない本郷のスキルに、「さすがです……」とNiaは感服していた。一方、本郷もNiaのバラエティ対応力を試すべく、「男子生徒を誘惑しちゃう女性教師」というお題で、即興演技を無茶振り。「今までの作品で、教師なんてやったことない！」と困惑しつつも、しっかり仕事をこなしたNiaの処女映像は見逃せないぞ！

　こうして前回の戦いの振り返りが終わったところで、いよいよ今年度の詳細が発表された。2人がフリップを使って説明したところによれば、今回の「スカパー！アダルト放送大賞2023」は「新EXガールズオーディション」になるらしい。

　従来の「スカパー！アダルト放送大賞」は、スカパー！の各アダルトチャンネルからノミネートされた女優たちが賞を争うものだった。今年度は趣向を変えて、エントリーした7名の中から、センター1名とメンバー2名の計3名が新EXガールズとして選ばれる。センターの1名は、「スカパー！アダルト放送大賞2023」公式サイトからの投票で最も多くの票を獲得した女優が選ばれ、他の2名は厳正なオーディションによって選出される。オーディションの様子は、お笑い芸人のクロちゃんをMCに迎え、「スカパー！アダルト放送大賞2023 新EXガールズオーディション」として、SPOOX EXで全3回が配信されるという。

　新プロジェクトの内容とエントリー女優の顔ぶれを聞いた2人は、「新人からベテランまでチャンスがあるのはいいですね！　みなさん頑張ってほしい！」と強力なエールを送っていた。
※なお、配信中、本郷はエントリー女優の月島さくらとの共演経験があると話したが、「月」がつく他の女優と間違えていた模様。「勘違いしてしまい、すみません！」と配信後に平身低頭していた。

　と、ここでディレクターから「エントリー女優さんの礎として、試しに演技のオーディションを」という無茶振りが発動。お題は「バレンタインのチョコを渡す」というシチュエーションだ。

　「えー！　聞いてない！」と口をとがらせる2人だったが、ここで「義理チョコを装って渡して、じつは中に告白の手紙を入れておくという作戦をやっていた」とNiaの甘酸っぱい過去が飛び出したぞ。そんなNiaに負けじと、本郷も気の強い女子を演じたが、最後は爆笑のオチがつき……⁉︎　2人の熱演ぶりがみたい人は、ぜひ動画をチェックしてほしい。

　番組の最後には「私なりに応援できることがあれば、精一杯応援させていただきます！」（Nia）、「作品で見られない女優さんの素の面、個性がオーディションなどを通して見られると思いますので、みなさんぜひ応援していただきたいと思います！」（本郷）とそれぞれメッセージを送り、「スカパー！アダルト放送大賞2023」のスタートを告げる配信は、熱気をはらんだまま無事終了した。9ヶ月ぶりの再会とは思えないほどのコンビネーションを見せた2人に、現場は大盛り上がりであった。

　配信後の取材で、今日の感想を聞かれたNiaは「授賞式後から愛さんと少しやりとりはしていたんですが、このように共演ができて感激しています」と語り、本郷は「授賞式以来の再会ですが、ういういしかったNiaちゃんがこんなに成長していてびっくりしました。私も見習わなきゃ！」と、和気あいあいな空気を醸し出していた。

　また、続けて投票期間中の過ごし方について聞かれた本郷は、自身が秋葉原の街頭に立って投票サイトのQRコードがついたウェットティッシュを配った前回の経験に触れて、こうアドバイスした。

「私は投票に義務感を与えないように、イベントっぽくしてみんなで楽しめるようにしました。ウェットティッシュ配りや、『昨日は投票した？　じゃあ、日付かわったから今日もみんなで投票しよう！』と日またぎの配信もしていましたね。そのように、ファンの方に一体感を持ってもらえるように意識しました。今までと賞の形は違いましたが、歴代の受賞女優さんの名に恥じないようにもっと成長しなきゃ、と思えるきっかけにもなったので、本当に受賞できてよかったです！」

　一方、Niaは「賞の影響は大きかったです」と受賞後の女優生活について語った。

「受賞をきかっけに、私のことを知ってくれて、お仕事のオファーをいただいたこともありましたし、どの現場でも『受賞したんだよね！　すごいね！』と言われます。MIAという頭脳派な賞だったので、アドリブを任されたり、私主導で台本の内容を考えさせてもらったりもして、すごく影響が大きかったです！　エントリー女優のみなさんは、心細くなったり不安になったりすることもあるので、ファンの方は『ここがあなたのいいところだよ！　自信持って！』と支えてあげてほしいです！」。

　投票期間は2月1日から2月28日まで。また、オーディション結果の発表は3月下旬を予定している。詳しくは、ぜひ「スカパー！アダルト放送大賞2023」公式サイトをチェックしてほしい。